【若者の恋愛離れ】政府やマスコミが「若者の恋愛離れ」というインチキ話を報道し続けるワケ……“恋愛しない若者”は、少子化対策失敗の格好のスケープゴート

【若者の恋愛離れ】政府やマスコミが「若者の恋愛離れ」というインチキ話を報道し続けるワケ……“恋愛しない若者”は、少子化対策失敗の格好のスケープゴート

【若者の恋愛離れ】政府やマスコミが「若者の恋愛離れ」というインチキ話を報道し続けるワケ……“恋愛しない若者”は、少子化対策失敗の格好のスケープゴート

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1: デビルゾア ★ 2022/06/17(金) 04:32:35.98 ID:u0m0xESw9

マスコミが「若者の○○離れ」と言いたがる理由

 20代男性のおよそ7割が配偶者や恋人がおらず、およそ4割にいたっては「デートの経験がない」――。内閣府のそんな調査データを受けて、マスコミが「若者の恋愛離れ」だと騒いでいる。

(中略)

「20代独身男性の4割がデート未経験」なんて話は昨日今日にはじまったことではなく、今のおじさんたちが“ナウなヤング”だった35年前から存在していた。つまり、時代に関係なく、「若い男性というのはもともとそういうもの」である可能性が高いのだ。

1980年代後半から「恋愛できない症候群」というネーミング
 1987年の厚生省人口問題研究所の「独身調査」によれば、20~24歳の男性で交際している恋人・婚約者がいると回答したのは26.8%しかない。25~29歳の男性でも25.6%だ。つまり、20代独身男性の7割が配偶者や恋人がいないという今回の内閣府データとあまり変わらない結果だ。

(中略)

 さて、そこで次に気になるのは、なぜマスコミは「若者の恋愛離れ」などという与太話をでっちあげてきたのかということだ。

 ひとつには、先ほど申し上げたように「若者の○○離れ」が数字の稼げるキラーコンテンだからということもあるが、もうひとつ大きいのは、マスコミの大切な情報源である「政府」に吹き込まれたということが大きい。

(中略)

実は世間的にはあまり知られていないが、少子化というのは、「日本の無策」を象徴する問題だ。50年以上も前からこうなることはわかっていたが、政治が何も有効な手を打つことなく放置してきたからだ。

 例えば、1967年4月27日の「ふえる老人 減る子供 人口問題をどうする 厚相、審議会に意見きく」という読売新聞の記事では、以下のような厚生省人口問題研究所の推計が掲載されている。

<総人口は約500万人ずつ増加しているが、これも昭和80年(1億2169万人)をピークとして減少に転じる。(中略)昭和90年には幼少17%、成人63%となり、老齢人口が20%を占めるという>
 実際のところ、昭和80年にあたる2005年の人口は1億2777万人で試算よりも増えたが、昭和90年にあたる2015年の15歳未満は12.6%、65歳以上は26.6%となり試算よりも深刻なことになった。このようにある程度のバラつきはあるが、実は日本は50年以上前から現在の「危機」をある程度、正確に予見していたのである。

 しかし、何もしてこなかった。

50年前に予測された通りのシナリオが進行

 国は、独身者への調査を繰り返すだけで、「恋愛離れだ!」「結婚に価値を見出していない」なんて「若者の意識」のせいにして、諸外国がやっているような対策をサボってきた。

(中略)

 こういう問題を政府が50年放置してきたことで、日本の少子化は拍車がかかってしまった。何もしなかったので、50年前に予測された通りのシナリオが進行しているのだ。もちろん、政府としてはそういう話になることは避けたい。結果が伴っていないのは動かし難い事実なのだが、国は少子化対策をずっと力を注いで一生懸命やってきた、としたい。

(中略)

「恋愛をしない独身の若者」は格好のスケープゴート

 国は少子化対策に力を入れてきたが、それ以上に足を引っ張っているのが、若い男性たちだ。彼らが恋愛に後ろ向きになってしまったことが最大の問題ということにしてしまえば、すべて解決だ。国は無策の責任を取らなくていいし、「若者の恋愛をサポートします」なんて上っ面の話をしていれば、賃上げや子ども対策という面倒な話に着手しなくて済む。

(中略)

 これから人口減少はさらに拍車がかかる。1年で鳥取県と同じ人口が消えていくので国内経済も加速度的に縮小していく。尻に火がついた時、「こんな状況になるまで放っておいたのは誰だ!」と犯人探しが始まる。

 その時、「恋愛をしない独身の若者」は何度でも格好のスケープゴートにされるだろう。

「日本が衰退したのは、ゲームやアニメばかりを楽しんでデートもしない自分勝手な男が増えたからだ!」「最近の若者は何事にも臆病でダメだ!我々が若い時は女性には当たって砕けろだった!」なんて感じで、おじさんたちも怒りをぶつけやすい。政治家も選挙で叫びやすい。若者はそもそも投票に来ないので、いくらディスっても痛くない。

「若者の恋愛離れ」というインチキ話は、そう遠くない未来に始まる「若者ヘイト」の序章なのかもしれない。

https://diamond.jp/articles/-/304857


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